答えは出ない話なのです。
いえ、出そうと思えば出せるのです。
損得勘定でいえばこちらが丸損すればいいだけの話なのですが…。
障害児の話です。興味のない方、不快に感じる方はスル―推奨です。
他害って字の如く、他人を害する事です。
家の子が他害している、というのではなく、家の子が他害の被害にあっているのです。
私も専門家ではないし、自閉症の子を育てている訳ではないので、ちゃんと理解しているとは思えませんが、同じ子から何度も襲われています。
文字通り、「襲われて」いるのです。
不快な事があったなど色々原因はある様ですが、興奮と衝動が抑えられずに本能のままに、まるで肉食獣が狩りをするかの様です。
私も何度か見ましたが、危機を察知して止めるのは至難の業です。
どうやら、好きという気持ちが抑えきれない事や、体調不良、不安感などの要因が重なっての事らしいのですが、好きで好きでしょうがないから、といった理由で襲われる事を良しとする気にはなれません。
勿論、そういった障害の所為だという事は分かっています。
先生方も隙があったとお詫びもしてくれました。
親御さんが苦労しているのはそれなりに知っていますし、色々と相談もしているようですが、3度目ともなるとちょっと…。
しかも他害に関して医療機関に相談している様子は無いので、被害者側からしてみれば納得もできないし、本当に悪いと思っているのか甚だ疑問です。
まだ3度目だったら…と思われるかも知れませんが、3度狩りに成功したという事です。
未遂で止められた事は数え切れません。
年々負う傷も激しさを増しています。
手首が赤くなるほど掴まれた、大した傷にはならなかったけど頭を噛まれた、腕を噛まれた、で、今回は額に大きく抉れた傷と肩と首筋に血が滲むほどの傷を負わされました。
危うく目にも傷を負うところでした。
爪痕がくっきりと残っていて瞼が赤くはれ上がっています。
あと少しずれていたらと思うと恐ろしくてなりません。
まさに狩りです。確実に急所を狙って襲ってきています。
加害者の方のお嬢さんが可愛いという気持ちは分かりますし、投薬や問題行動を減らすような訓練をするのは可哀相というのも分からないでもないです。
では、家の子はどうなのでしょう?
何時も通り帰り支度をしていたら、いきなり、何の前触れもなく襲われるのです。
大人だって、いきなり襲われたら怖いでしょう?
知らない人に襲われるのも恐怖ですが、お友達だと思っていた子に、です。
良い関係を築けていたと思ったら襲われる。
襲わないように先生方によって物理的に距離を置かれて、相手の感情が落ち着いてきた時期に少しずつ関係を修復していって、安心した頃また襲われる。
怖さは絶大です。
それでも許せと言い、具体的な方策もとらずに「二度とこんなことが起こらないようにします」と約束されても、はっきり言って信じられません。
先生が悪い訳ではない事は分かっています。
医療機関への相談は親にしか許されていないし、勧める事も出来ない事は知っています。
最終的には親が決めることだし、口出しは出来ない事だという事もちゃんと分かっています。
対処療法しかできない事は十分分かっていますし、私からお願いは出来ても強制はできません。
分かっています。
分かっていても、納得は出来ないです。
自閉症児を育てた事が無いから「苦労が分からないからだろう、勝手な事を言うな」と言われてしまえばそれまでですが、それでも自閉症児の大半の子の肉体は健常児と同じです。
心身ともに成長がゆっくりで知的にもゆっくりしか成長できない上に大半の子が何らかの病気を抱えているダウン症児は、肉体的知的にハンデを抱えています。
小学2年生でも、知的・肉体的には2,3歳、せいぜい4歳が関の山でしょう。
そんな子が小学2年生の健康な子に「手加減なしで襲われる」のは可哀相ではないのでしょうか。
知的に遅れているのなら襲われたことに対してちゃんと認識出来ていないから大丈夫なんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、知的にはゆっくりでも感情はとても豊かで健常児とあまり変わりありません。
小さい頃は特にポジティブで明るいので、心の傷があっても見えにくい。
だから却って問題なのです。
また、皮膚も柔らかく、傷が残りやすい上に、大抵のダウン症の子は免疫力が低いです。
ちょっとしたことであっという間に感染症を引き起こして、大事に至ります。
親は細心の注意を払って子供の様子を気にし、上手く言葉にできないのを汲み取り、新たな病気に侵されていないか検査に走り、そうやって大事に大事に育てて健康を保っているのです。
正直心労が多いです。
それなのにこれ以上は耐えられないです。
襲われた現場を見ていた自閉症児の親御さんが相談に乗ってくれて、加害者側にアプローチしてくれると言ってくれました。
さすがに私もこれはと思うので、学校側に改善要求をしようとは思っています。
どれくらいこちらの意見を汲んでくれるかは分かりませんが、何もしないではいられません。
最悪、転校と言う事になるかもしれませんが、越境は許されていないので、私立いれるか、又は引っ越しする以外に手は無いのが頭の痛いところです。
気持ちも整理できたので、ちょっと頑張ってきます。
- 難しいよね
妹は日々奔走してます
ちび猫ちゃんのケガはいかが?大丈夫かな?心配です
襲ってくる女の子はちび猫ちゃんを襲うことで周りの大人が反応するのが嬉しいのかもしれません
これをしたら周りが自分を見てくれる
かまってくれる
だからまたやってみる
ということかな?
甥っ子は突然クレヨンしんちゃんのようにお尻を出したことがあります
すかさず妹は「無視して!!」って言いました
私が笑ったり「止めなさい」って言うことを期待しての行動だったみたい
反応がないと分かればもうしない
ちび猫ちゃんの場合ほっとく事なんて出来ないからやっぱり周りが慌てて止める
かまってもらえるからまたやる
その繰り返しのような気がします
その女の子の親御さんがもっとご自分の子の障害に真剣に向き合っていれば対策を講じようとなさるはず
妹の周りにも自分の子の自閉症を認めたくない・軽いものと考えてる人が居て歯痒い思いをしているようです
状況が改善されてちび猫ちゃんが楽しく学校に行けるように心から祈ってます
- Re:難しいよね
難しいんですよね、こういう話って。
チビ猫が襲われるのは自閉症の子特有の「こだわり」が原因らしくて、どうもそのお子さんは家のチビが好きで好きで好きで好きで、とにかく自分の方を向いてほしいらしいです。
誰でも襲うかって言ったらそうじゃなくって、やっぱり家の子とあと一人…。
止められるから反応するのもあるらしいんですよね。
だからと言って、止めないと大変なことになるので、先生方も必死で止めるし。
もーなんかね、食べちゃいたいくらい好きだからって言われるんだけど、実際がっつり噛みつかれてるのを見てるんで、食われてる方の親としては冷や汗ものです。
人との係わりを上手く持てないのは私は分かるんですけど、チビにはねぇ…理解って言っても、家の子はの知的レベルはせいぜい3歳程度なので無理だし。
ホント難しいですよ。
相手の親御さんは認めていると言いつつも、やっぱり何処か認めたくない部分がある様で、勉強会とかにも顔は出すし熱心ではあるんだけど…勉強会に出ている他の親御さんから話を聞くとちょっとポイントがずれてる感じだそうで。
でもね、ウチだけじゃなくて被害を受けたもう一人の親御さんからも注意を受けたとかで、さすがに気にしてました。
薬も飲み始めたみたいで、まだ落ち着いてはいないんだけど、薬が良い効果を出せる量になるまで、しばらく我慢するしかないかな~?
学校にはなるべくまめに行って、様子を見つつ、先生方の警戒レベルが下がらないようにお願いするつもりです。
もっとこうして欲しいって思って歯痒い事も多いんだけど、口を出せる事も限られてくるし、学校の先生ですら「~~したらどうでしょう」とは言えないんだって。難しいよね。
妹さんの気持ち、良く分かります。もどかしい事多いもん。ちゃんと対応してあげれば、その子自身が暮らしやすくなるのに…ね。
ご心配頂いてありがとうございます。すぐにどうのって出来ない問題だけに、長い目で見つつチビがより楽しく学校生活を送れるように私も努力していきますv
ほんとにありがとうねvvv
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